
ダイエットを行う人の多くは、お腹の脂肪を代謝によって消費し、ウエストを引き締めたいと思っているといいます。
体内に取り入れるカロリーより、使うカロリーのほうが少なければ、余剰分はおなかの脂肪になりますが、どうしてお腹につくのでしょうか?
それは、筋肉を十分に動かせない状態になっていることで、その部分の代謝が行われず、脂肪がつくからです。
お腹周りの脂肪を消費させたいと思っていても、そのお腹の筋肉がしっかり動いていないのであれば、脂肪の燃焼も滞ってしまいます。
ウエスト周りにはどんな筋肉があるかをしっかりイメージして動かすことが、お腹のダイエットでは重要なのです。
実はこれは、科学的にも証明されていて、筋トレをテーマにしたアメリカの有名な実験の事例があるのです。
1991年、アメリカ・ルイジアナ州立大学医学センターに集められた被験者は30分間のイメージトレーニングを行うように指示されました。
「あなたの大腿四頭筋が収縮する感覚をイメージしてください」
実に4日間のイメージトレーニングを終えると、被験者の大腿四頭筋の筋力(膝関節伸展の等尺性筋力)が計測されました。
その結果、イメージトレーニングをしていない被験者と比べて、イメージトレーニングを行った被験者は、なんと12.6%の筋力の増強を示したというのです!
“イメージが現実化する” これ、すごくないですか!?(宗教ではありませんw)
これは筋トレだけに限らず、ダイエットに関するすべての項目にも当てはまります。
また、体を動かすことで、お腹の筋肉をしっかり伸び縮みできるようにすることが、ダイエット効果をアップするコツです。
人は、年を重ねると代謝が悪くなり、カロリーが脂肪として蓄積されやすくなりますが、それ以外にも、姿勢の癖などによって脂肪がつきやすい体質になるという可能性があると言われています。
横腹の筋肉をあまり使わないような行動パターンになっていると、せっかくお腹ダイエットをしても、脂肪燃焼効果は今ひとつになってしまいます。
横腹を引き締めるためには、筋肉を柔らかくするためのストレッチ運動がまず大事になります。
肋骨と骨盤を伸ばすように、両手を上にあげ、体全体を伸ばすストレッチを行います。
右斜め、左斜めの上へ、上へと体を伸ばすことで、お腹の筋肉を伸ばします。
十分に体を伸ばし、筋肉に刺激を加えてから、半身をひねるストレッチ運動を行うことによって、おなかダイエットのための運動がしやすくなるでしょう。
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