
最近では、生活習慣病の予防のために、内臓脂肪を健康診断でチェックするようになっています。
基本的に、内臓脂肪が多くなっても具合が悪くなることはありませんので、検査で判明するまでわからないでいたという人もいます。
内臓脂肪とは、腹筋の内側の壁の腹腔内についている脂肪のことを指します。
この内臓脂肪は内臓の位置を正しく保ったり、衝撃を和らげるクッションの役割があります。
引越しの場面を思い浮かべてみてください。
皆さんは食器などの衝撃に弱いものを段ボールに入れて運ぶ際に、そのまま食器を詰めるようなことはしませんよね?
おそらくほとんどの人が食器の周りに緩衝材と言われる、あのプチプチのシートでくるんでから、段ボールに入れると思います。
このプチプチにあたる部分が内臓脂肪であり、この内臓脂肪は体の機構を維持する上でなかなか大切な役割をもっています。
ですが、つきすぎると大変危険なのが内臓脂肪なのです。
内臓脂肪の増加による自覚症状が無いといって放置しておかないで、自分の健康のために何かしらの対策をすることをおすすめします。
メタボは、内臓脂肪がたくさんあると、危険性が高まります。
生活習慣病の原因になる高血圧や、血中脂質は、皮下脂肪よりも内臓寄りのポジションにある内臓脂肪の多さに影響します。
内臓脂肪は、皮下脂肪よりも、健康を害する可能性がある体脂肪ですので、対策を講じることは重要になってきます。
皮下脂肪より増えやすい内臓脂肪ですが、減らすことも比較的容易ですので、内臓脂肪の増加が健診で指摘されたら、減らすための取り組みを行いましょう。
どのようにしてダイエットをすればよいかがわかれば、内臓脂肪量を落とすこと自体は難しくありません。
内臓脂肪を減らすために有効な方法は、有酸素運動をしっかり行うことです。
ウォーキングや、ジョギングといった有酸素運動は、内臓脂肪を分解しエネルギーとして消費してくれます。
ダイエットのために、筋トレを行う人もいます。筋トレも、ダイエット効果は期待できないが、有酸素運動はまとまった時間の運動が続けられますので、より脂肪燃焼に役立ちます。
ジョギングを継続するために体内でエネルギーを作り出す必要があると、内蔵に近い位置にある内臓脂肪を燃やしてエネルギーにします。
皆さんにとって続けることが難しくないような有酸素運動を選び、賢く内臓脂肪を減らしてみてくださいね。
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